変な名前の写真家森星象が、おこちゃま写真家になった編

2019-11-042020-09-16

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変な名前の写真家森星象くん、

「こんど、親子写真の撮影会やるから来て！」

唐突すぎるLINE。

なんで？
なんで、ぼくが
３０過ぎた娘と今さら写真撮らなくちゃならんのか？

即、断ろうかとも思ったけど
一応、
「それ、なにやるの？」ときいてみたら

「お母さんと、小さいお子さんの、親子撮影会です。
いま募集してるから、当日その様子を取材して欲しい。」

きいてよかった。
バッサリ断ってたら、
このブログ「変な名前の写真家森星象」は、
たぶん前回が最終回になってただろう。
人間関係を良好に保つためには、
浅はかな返事や発言は、じゅうぶん気をつける必要があると
再認識できた。

あべのハルカスで、親子写真撮影会

ぼくが勝手に（本人の許可は得ているが）
”変な名前の写真家”なんて、少々ふざけた名称を付けていますが、

森くん、プロ写真家として
けっこうやります。
これは、これまでプロとして受賞した数々の経歴からも言えます。

そんな大先生が直々に撮ってくれる！

というわけで、
大きなストロボ機材、
背景用のピンクの紙、
印刷用のプリンターなどを念入りに準備。

準備を見てて気になったので質問してみた。
問「このすごい量の機材、どうやって持ってきたの？」
答「もちろん電車」
さすがプロです、朝の混んだ電車に
これだけの機材を手持ちで乗っけても平常心でいられる。
あらためて尊敬しました。

事前の撮影チェックも怠りません。
なんと今回は、岡山から弟子くんも手伝いに来てました。

「岡山って、マジ！」って思わず言ってしまいましたが
心の底から、変な名前の写真家森星象を尊敬しているそうです。
この師弟関係に、ちょっとだけ嫉妬してしまいましたが
弟子くんは、森くんを”変な名前”とは一切思っていないそうです。
あたりまえか・・・

では、いよいよ本番！
若いご夫婦とお子さんの撮影です。
微笑ましいかぎりです。

ここでまた余計なこと思ってしまいました。
たしか、うちの娘というか、うちの家族にもこんな時期がたしかありました。
ただ、その時
他の人から見て、うちの家族がこんな感じに微笑ましく見えてたかどうかは
今となっては確認のしようがありません。
でもはっきりわかっているのは
このお母さんのご主人を見つめる笑顔が
うちの嫁さんからぼくにたいしては一切ないということです。
当たり前といえば、まあそうですが・・・これからもお幸せに。

でもまあ、こんな風にカジュアルに楽しみながら撮れる
そして気軽にお願いできる料金なのは、とっても素敵だと思います。
ほんといい時代になりました。

さっきまで撮られる方だったお母さんが
急にテンションアップ、
「自分で撮る！」
変な名前の写真家森星象からカメラを奪って
自らシャッターを切ります。

後ろでは、森くん、弟子くん、そして森くんの講座の受講生の方が
子どもに笑ってもらおうと必死です。
素晴らしいチームプレーでした。
無事に撮影も終わって、モデルさん交代。