神戸~大阪~横浜~東京、どこに行っても大人気の写真講師、森星象。久しぶりに初心者向けのカメラ講座に取材に行ってきました。今回も森星象のド親切大盤振る舞いの講座は健在で、受講生はその場で一瞬で上達しているのがハッキリ伝わってきます。
今回もいつものように、変な名前の写真家 森星象の講座内容の流れと、その様子を紹介します。
1.受講生さんの写真講評
変な名前の写真家 森星象の写真講座は、
まなびのマーケット・ストアカ から申込むのですが、
申込み後に受講生さんには
「受講日に自分で撮った写真をプリントして持ってきてください」
とのメッセージが送られてきます。
この持ってきてもらった写真を、
他の受講生さんと見ながら、
変な名前の写真家 森星象から講評を聞きます。
これが見ていてなかなか面白い。
思い思いに撮った写真ですが、
その人の性格というか個性が見えてくるような気がします。
そして森星象の講評ですが、毎度のことながら
受講生さんの良いところを見抜く天才!
そして、
丁寧な褒め言葉で、受講生さんのやる気が自然とアップ!
これは不変であり、
久しぶりに取材したら
パワーアップしていました。
なので、どうなるかと言いますと
この初級クラスは全3回の内容なのですが
次回、必ず、全員が
上達しています。
これは、ただその場で褒めて伸ばすだけではなく
受講生さんの継続した探究心を目覚めさせているからだと思います。
事実として、
受講生さんは次回講座までの間に
日々カメラを持って自習しています。
習ってオシマイではないのです。
最近よく聞く
好きだから続けられる
まさに、そのものだと思うのです。
2.カメラの機能あれこれ
受講生さんの持ってくるカメラは
一眼レフ/一眼カメラが殆ど。
「すごい写真撮るぞ~!」と気合い入れて買って、
カメラを見ると
わけのわからないボタンやダイアルだらけです。
それを変な名前の写真家 森星象は
メーカー問わず、どんな機種でも
超ド親切に説明します。
「P」「A」「S」って何?
「シャッタースピード?」
「露出?」
「ISO感度?」
それぞれが何であり
操作することで、どう機能するかを
初心者の受講生さんでも
約2時間の講座が終わる頃には
ほぼ理解できています。
例えば、今回の講座の中で
森星象が自らモデルになって
シャッタースピードの説明をしています。
この写真、ちょっとわかりにくいのですが
森星象の顔は普通に撮れていますが
手だけが少しぶれて写っています。
これはシャッタースピードを遅くしたからです。
このシャッタースピードが、もっと遅くなると
森星象の手が残像と共に写っています。
さすがにここまでブレてしまうと
写真としては、かなりイマイチ感が強くなりますが
こうやって実際に自分のカメラで
シャッタースピードの機能を体験してもらっていました。
次に「ホワイトバランス」。
簡単に言うと、写真の仕上がりの色目です。
設定一つで
赤っぽい写真になったり
青っぽい写真になります。
これも皆さんに体験してもらって
次からは写真を自由に仕上げることができるようになっていました。
どんな人が受講しているか?
何度も取材させてもらってわかったことがあります。
受講する理由なのですが、
・趣味として写真を楽しみたい
・会社で商品の撮影担当になった
この2つが圧倒的に多いです。
変な名前の写真家 森星象の目標としては
・カメラが使いこなせる人になる
・写真で自分の思った表現ができるようになる
・写真作家になって作品発表をする
大まかには、こんな感じです。
会社の商品撮影は、ぼくも写真を始めた動機でした。
アクセサリーが売れるように、
商品の良さが伝わるように撮るためには、
カメラの機能やその使い方は最低限の知識として必要ですし、
その機能を使って見栄えの良い伝わる写真に仕上げる技術も必要です。
写真作家レベルは、より高い技術や表現力が必要になってきますが、趣味として生涯楽しめることでもあるので、じっくり時間をかけて取り組むのは充実した日々を過ごすことにも繋がってくると思います。
ちょっと大げさな書き方だったかも知れませんが、
こういったことを初心者向けに無理なく教える講師ってなかなかいないと思うのです。
そういう意味では、
新しい受講生が常に増え続けて、
殆どが初級から中級
そして中上級クラスへと
ステップしながら継続学習しているのを見ると、
世界的な大きな賞を受賞した森星象は
写真アーティストとしてだけでなく、
講師として両立できるめずらしい存在だと思うのです。
オマケ
あべのハルカスでの講座終了後、サービス講習会。
外に出て、さっき習ったばかりのシャッタースピードの実験です。
カメラの設定を説明して
こうやって撮るんだよと、見本をしめし
背景はピント合ってるけど、車はブレている。
これでシャッタースピードというものを、受講生さんにわかったもらいます。
仕事帰りの男性にも、優しくて、ド親切解説は変わりません。
そこまでやるか!
おもわず言ってしまいましたが、レフ板を使ったライティングです。
これでオシマイ。
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